引き続き商店街女性セミナーのお話･･･

名寄せ通りコスモス会　代表　柴田さんから、
名寄の商店街の現状についてお話を伺いました。

新聞等でも話題になっておりご存知の方も多いかと思いますが、
名寄にはポスフールの出店が決まり、
商店街の生き残りに頭を悩ませているとの事です。

約五百人の雇用を見込んでおり、地元特産品を商品として扱えるなど、
地元を重視の出店計画を強調。しかしこの出店によって、
商店街の空き店舗が増加し、高齢者にとっては、身近にある店がなくなり、
不便になり、店がなくなると、祭りやイベントなどの開催が
できなくなるなど、大型店進出で想定される影響は目に見えています。

数年後･･･想定していたお客さんが見込めず撤退なんて事になった場合、
ここで働いていた５００人の生活はどうなるのでしょう･･･
そしてその頃まで商店街はまだ残っていられるのでしょうか？
確かに大型店が出来て便利になる若い世代も多いかも知れませんが、
これから来る高齢化社会、２０年先、５０年先の街を思いながら、
本当に街に必要なものは何なのかを再度考えてほしいと思います。

そんな中、苦しい状況ではありますが、空き店舗を利用した
「ボックスショップ」、「名寄せコスモス便」と言う新鮮野菜の地方発送、
不足業種を補う「名よせお野菜夕市」など、
積極的な活動をされているとのお話しでした。
地域の方たちに商店街の必要性が伝わりますように･･･

松尾生花店　Ｍがお伝えしました